遺品整理とは「未来に向けて踏み出す一歩」

遺品整理とはを考えさせられる

こんにちは、遺品整理サポート郡山スタッフの玉川です。

最近、遺品整理について少し考えさせられることがありました。


友人の体験談ですが、彼の祖母が亡くなった際に遺品について親族間でトラブルが起きてしまったそうです。


ここでは、遺品整理のあり方についてお話ししたいと思います。

昔を懐かしみながら穏やかに進める本来の遺品整理

友人に起きてしまった遺品に関するトラブルは親族間で遺品を取り合うような出来事でした。

遺品についての争いごとなどは起こりうる話ではありますが、実際に悲しむ友人を見て、自分が携わらせて頂く遺品整理について少し立ち止まって考えさせられました。

そんなおり、偶然にもご縁を頂いた心が洗われるような遺品整理をご紹介します。

そのお客様は、ご実家に一人で住まわれていたお父様が亡くなり、お兄様は葬儀担当、弟さんが遺品整理担当という事でご依頼いただきました。

大学に進学されてからご実家には帰省の際に帰るのみとの事で、どこに何があるか分からないし、遺品整理は初めてだしどうしたらよいか分からないとの事でした。

そこで、書類やアルバム・貴重品と思われるものなどは確認のために分別しながら整理を進め、整理したものをご確認いただきながら進めました。

確認作業では、ご両親が残しておられたご依頼主様のアルバムや成績表を懐かしく眺めておられました。

終始、特に争われることもなく、ただただ懐かしい、昔は良かったねという穏やかな流れで進められたのです。

私自身の個人的なタイミングと重なり、ついうっかり目頭が熱くなった遺品整理でした。

遺品整理は心を込めて亡くなった方へ敬意を払うこと

遺品整理とは、遺品を整理していく中で、遺された遺族の心も整理して新たな未来へ踏み出すためのものです。

亡くなった方へ敬意を払いつつ、心穏やかに整理を進められるよう、精一杯務めさせて頂くことが私たち遺品整理士の仕事だと考えます。

心を込めた遺品整理が行われる際には、遺品整理サポート郡山とのご縁がある事を祈っております。