「看取れなくてごめん」後悔募るお手洗い特殊清掃事例

肌に当たる風が冷たく感じる季節になってきて、やっと半袖から長袖へ衣替えした遺品整理スタッフの松井です。

先日、テレビで孤独死が取り上げられているのを見て、ふと以前郡山市在住K様からご依頼のあったトイレの特殊清掃の現場を思い出しました。

遺品整理事業に関わらせて頂いて数年経ちますが、あれ程目を覆いたくなる現場は初めてでした。

現場に広がる大量の「吐血跡」特殊清掃オプション追加できれいに消臭

あの日、時間通りにお部屋に伺うと、玄関ドアを開けた瞬間気になったのが臭いでした。

何と例えたらいいでしょうか?吐き気をもよおす鉄臭いなにか錆びたような臭いとでもいいましょうか、とにかく今までにはなかったものだという事は確かです。

臭いの原因は大量の「吐血」の跡でした。錆び臭いと感じたのは血液の臭いだったのです。

リビングの一角に少々と、トイレ内に大量の吐血された跡が生々しく残っていました。


トイレの特殊清掃事例

今回は、「自分達で掃除をしようと思ったものの、看取ってやれなかった後悔で涙が溢れて、とてもじゃないけど手を付けられなかった、業者に頼んですっきりしたかった。」と頂いたご依頼でした。


「兄貴ごめん、一人で苦しかっただろうなぁ・・・。」


そう呟くご依頼者様の言葉に、逝く側も残される側もどちらも苦しい思いをするのが孤独死の特徴なのだと実感しました。

最近では、このような孤独死のご依頼が非常に多くなっています。

中でも、病気での孤独死はどの現場も凄惨で、後味の悪さを感じます。

後悔先に立たずと申しましょうか、ご家族に一人暮らしをされているお年寄りがいらっしゃる場合は、こまめに様子を見に行って頂けたらと思います。


血液を丁寧に拭き取った後まだ臭いが残っていたので、消臭・抗菌の作業を施して、ご依頼者様に臭いの確認をして頂いて終了となりました。


今回のような現場からは本当に故人の最期が手に取るように窺えますが、一人孤独にこの世を去る苦しみばかりは本人以外には推測することしか出来ません。

私たち遺品整理業者は、そんな故人の無念の思いやご家族様の後悔の気持ちが、特殊清掃という形で少しでも軽くなるように真心込めて作業を行っています。

帰り際、「次は私の番かな?」そう言って少しだけ笑顔を見せてくれたK様、まだまだ長生きしてほしいです。

臭いも諦めないで!消臭・抗菌は遺品整理サポート郡山にお任せ下さい

特殊清掃において、遺体が腐敗した臭いも相当なものですが、吐血などによる血液の臭いも部屋にこびりついたら中々取れないものです。

そのような時は諦めずに、特殊清掃をご利用下さい。

私たち遺品整理サポート郡山のスタッフは持ち家を始め、引き渡し期限のあるアパートやマンション、市営住宅などの特殊清掃を迅速に行っています。

今回のケースのように自分達での清掃は無理と判断された時、または掃除はしたけれど臭いが気になるし抗菌もしたいがどうすればいいのか分からない時は、一度ご相談ください。