遺品整理ってどんなこと?
はじめての遺品整理ガイド
遺品整理とは?
遺品整理とは、ご遺族の方が大切な故人を想い、偲びながら「思い出の品々を整理する」ことです。
ただ不要なものをかたづけて処分するという作業とは異なり、故人が生前愛用していた品々を丁寧に細かく仕分けしていく作業になります。
例えば、貴重品や生活雑貨、衣類、家具、家電製品、想い出の品などたくさんの遺品があるでしょう。それらの故人の想いがのこっている品々を、親族間や親しい方々で形見分けするもの、処分するもの、供養するものなどに分けて整理します。
遺品の中でも、日記・手紙・手帳は、故人が生前付き合いがあった方と連絡を取る際に急に必要になったり、預金通帳や印鑑は銀行での手続きに時間がかかることもあるため、遺品の中から見つけ出し、1~2年程度はきちんと保管する必要があります。
遺品整理は、仕分けをする品々の量が多いため、大変な作業です。また、遺品を整理することで故人との思い出がよみがえることでしょう。だからこそ、故人が遺していかれた品々を丁寧に扱い、感謝の気持ちを込めて整理することが大切なのです。
しかし、ご自分で行うと精神的にも肉体的にも負担がかかってしまいます。そんなとき、どう遺品整理と向き合えばよいでのでしょう?
遺品整理、自分でできない場合はどうするの?
上記のように、故人を偲び行う遺品整理は、一昔前まではご自分や親族で行う場合がほとんどでした。
しかし、近年共働きなどが多くなり、また少子高齢化や核家族化が進んだため、遺品整理にじっくり時間が取れないという方が大変増えてきました。
実際、「時間がかかっても自分で整理してあげなければ…」という思いで遺品整理を始めようとしても、「どこから遺品整理を始めたらよいかわからない」「遺品が多すぎて、どうにもできない」という問題にぶつかるのも忙しいあなたにとっては仕方がないことです。
そこで、それらの作業をご遺族に代わり行うのが、遺品整理を代行するサービスや遺品整理業者であり、大変お役に立ってくれるでしょう。
遺品整理のお仕事をご依頼する際に気を付けたいのは、通常の単なるかたづけとは違うため、「ご遺族であるあなたの想いに沿った整理をしてもらえるかどうか」、また「故人に礼儀をもって行ってくれるか」を見極め、選ぶことが大切です。
私たち「遺品整理サポート郡山」は、できる限りご遺族の立場になり、丁寧に心を込めて遺品を整理をすることで、悔いのない故人とのお別れによって、少しでも前向きになっていただけたら…という思いで行っています。
自分でそなえる生前整理
もしものために生前整理を
あなたのもしもの時に備え、大事なもの、残したいもの、不要なものを整理しておくことを「生前整理」といいます。
最近では、遺品整理は死後のものではなく、生きているうちから整理をしていく「生前整理」をすることが大切という考え方が増えてきました。
生前整理は誰にでも訪れる自分の死後と向き合い、「遺された家族に遺品を託す準備」と、「これからの人生を楽しむ」という2つの意味が込められています。
もし、突然あなたが亡くなってしまったら、ご遺族は悲しみに加えて、遺品をどのようにしたら良いのか途方に暮れてしまいませんか?そして、あなたご自身も大切な持ち物がどうなってしまうのか不安ではありませんか?
生前整理は、ご自身が亡くなった後、ご遺族の負担を減らすためでもあるのです。 また、生前に必要なもの、不必要なものを整理することで、残りの人生をすっきり過ごすことができるため、あなたにとっても大切なことなのです。
具体的に生前整理はどんなことをするの?
生前整理、具体的に何をするのかといえば…
- 【相続に関わる整理】
- ・財産や家・土地を誰に譲るのか?
・名義やお墓をどうすのか? - 【家財道具の整理】
- 必要なものと不必要なものを分けておく
相続に関わる生前整理は、あなたの死後ご遺族が争いにならないために決めておく必要があります。また家財道具などの整理は、のこりの人生を快適に過ごすために、必要なものだけを残し、不必要なものは処分しておくことが大切です。
しかし、ご自分では家財道具などの品々の必要・不必要の判断は難しくもあり、処分したくてもどうしてよいか分からないという場合が多いでしょう。 そのサポートとして、「遺品整理サポート郡山」では、生前整理または片付けをして人生をリフレッシュしたいという方のために、不要品の処分をお客様のご意向に沿って責任を持ってお手伝い致します。
供養はどうして必要?
遺品供養の大切さ
亡くなった方が生前使用していたものを不要だからという理由で、そのまま処分することに抵抗はありませんか?
大切な方であればあるほど、その遺品は、普通のゴミ同様に処分してしまうのは、人として受け入れ難いものだと思います。
そこで、遺品をきちんと「供養する」ことで、ご遺族の悲しみや想いも同時に癒していくことにつながるのです。
遺品供養といってもその仕方は、さまざまな考え方があります。 まだ使用できそうな遺品は、ご自分や親しかった方がそのまま大切に使うことが遺品供養になると考えたり、リフォームして別の形にして再び使うことが遺品供養になるという考えもあります。 そして、不要になってしまった遺品は、お寺や神社などできちんと供養をするという方法があり、多くの方が利用しています。
故人が愛用した品をどのように遺品供養するかは、ご遺族の方が自由に決めてよいと思います。 しかし、特に故人が愛用していた遺品は、故人の生前の想いもたくさん詰まっているはずです。 他の不用品と同じように処分せず、お寺や神社、ご自宅などで供養することをおすすめします。
遺品供養を依頼するなら
遺品整理や、回収を専門業者に依頼する場合は、一緒に遺品供養も行ってくれることが多いです。その際はあなたにとって大切な遺品であることを伝え、引き取られた後きちんと供養されたのか、または立ち会いできるのか?など、あらかじめ問い合わせておくと安心できると思います。
「遺品整理サポート郡山」ではそのような大切な遺品の供養もお受けしています。 ご相談により、故人宅に郡山市の提携寺院の僧侶を呼び、ご供養いたします。