【生前整理】家族が自宅で死亡！急な場面でも困らないために

こんにちは、遺品整理サポート郡山の玉川です。

突然ですが、仕事を終え、自宅に帰ったら親が亡くなっていた。そんな時あなたはどうしますか？

「救急車を呼ぶ」とお答えになる方が多いかと思います。

しかし救急車を呼んでしまうとその後、どうなるのかご存知でしょうか？

自宅で家族が死亡した場合にあなたがとるべき行動とは？

先日、遺品整理のご依頼を頂いたお客様から以下のようなお話を聞きました。

ある日、いつものように帰宅したらキッチンで倒れている母親を発見、気が動転して救急車を呼んだものの、到着した救急隊員に死後数時間が経っていることを説明された。

その後、救急隊員が警察を呼び、家族全員事情聴取をされて大変な思いをした。

母親が亡くなった悲しみで精神的に辛い中、警察による事情聴取で時間を取られてお別れまでの時間を大切に過ごせなかった。

火葬までの間、もっと母親のそばについていてあげたかった。

このように、ほとんどの場合人は気が動転してしまうと119番で救急車を呼んでしまうものなのですが、救急隊員に死亡が確認されると救急隊員と入れ替わりで警察がやってきます。

その後警察は以下を確認するために、事情聴取を行いますので、家族全員がさらに辛い目に遭ってしまいます。

では、それを避けるためにはどうしたらいいのか？状況にもよりますが、ここで「主治医を呼ぶ」という選択肢が浮上します。

万が一の際、往診してくれた医師に死亡診断書を書いてもらえば、警察も動かずに問題なく葬儀が行えますので、お別れまでの大切な時間をゆっくりと過ごすことが可能です。

もし現在、ご両親に主治医がいるならば、いざという時に往診してくれるかを確認しておきましょう。

また、ご両親が健康で主治医がいないという場合なら、なおさら往診してくれる主治医を探しておくべきでしょう。

もちろん、まだ息がある、もしくは蘇生の可能性がある際には迷わず救急車を呼んだ方が良いでしょう。

荷物の整理や、遺産相続、SNSのパスワードをまとめるなど、生前整理で出来ることはたくさんありますが、今回のような「主治医を持つ」という突然のことを想定した準備も生前整理として十分な意味を持つと、私達はお伝えしております。

郡山市を中心とする福島県内で、生前整理や遺品整理の現場を多く見てきた遺品整理サポート郡山だからこそ、その重要性が分かるのです。

自分の家族には絶対に起こらない事とは言い切れませんので、「もしもの時」に不要なトラブルを避けられる準備はしておいた方が良いでしょう。