生前整理で解決する「見えない遺品」を整理する方法

地域によって需要は様々「遺品整理後の自宅の未来」を考える

こんにちは、遺品整理サポート郡山スタッフの玉川です。

以前、デジタルカメラやスマートフォンの中の電話帳などの遺品整理についてご紹介しましたが、読んで頂けましたでしょうか?


▼ぜひチェックしてみて下さい^^

「見てもいいけど利用はNG!遺品整理で増えるデジタル遺品」


さて、その記事内では、デジタル遺品の取扱いについて特筆しましたが、今回はそれに付随して「自分の死後、ブログやSNSはどうなってしまうのか?」についてお話ししたいと思います。

ブログ・SNSを取り巻く、これからの生前整理と遺品整理

先日、生前整理のご依頼者様から以下のようなご質問を受けました。

「スマホはデータを消して処分しますけど、ブログやSNSはどうしたらいいんでしょうか?」

それもそうだと思いました。

物は処分できますが、ずっと続けていたブログやSNSのアカウントなど、いわゆる「目に見えない遺品」はどうしたらいいのか、迷ってしまいますよね。

ブログやSNSでアカウントを持っている以上、もし自分に何かあった際にそのアカウントはどうするのかを考えておかなければなりません。

なぜなら、死後にアカウントが放置された時、以下のような痛手はかなり大きいからです。

アカウントの乗っ取りにあう
→亡くなった方になりすました誰かがアカウントを勝手に操作し、知人や家族に高額なプリペイドカードの購入を促すといった被害にあってしまいます。

荒らしのターゲットにされる
→亡くなった方のブログやSNSにその場に相応しくない悪意ある投稿を繰り返し続けられる危険があります。

そこで、FacebookとGoogleでは以下のような対策があります。

Facebook
→自分の死後、Facebook上から削除されることを希望する場合は設定の「アカウントの管理」から「アカウントの削除」を設定しておくことができます。そうするとFacebookが亡くなられたことを認識した時点で完全にアカウントが削除されます。
※亡くなられたことをFacebookが認識するためには、家族かFacebook上の友達があなたが亡くなったことをFacebookに報告する必要があります。

Googleアカウント
→生前のうちにGoogleの「アカウント無効化ツール」を有効にしておくと、一定の期間(最短3か月)アカウントを利用していない状態が続いた場合、アカウントを無効化することが出来ます。

その他にも、弊社では下記の3つをアドバイスさせて頂いています。

家族に託す
→自分が死んだ後のブログやアカウントの処理について、あらかじめ家族に頼んでおく

専門家に依頼しておく
→弁護士や司法書士に死亡後の各種手続きや葬儀や知人への連絡などを依頼しておく

パスワード等を一覧にまとめて保管しておく
→生前のうちに利用しているネットワークサービスごとのパスワードなどの必要な情報を一覧などにしてまとめておき、印鑑や通帳などの重要書類と一緒に保管しておく

このように、自分自身で出来ることは結構あります。

これらの事前の対策を行うタイミングはいつでも良いのですが、弊社ではぜひ元気なうちに生前整理の一環として行っておくことをおススメしています。

生前整理で払拭できる、生死が不確かなまま存在する「故人サイト」の恐怖

自分が突然亡くなった場合、ブログの更新が突然止まり、生きているのか死んでいるのか不確かなままネット上に在り続ける・・・・。

そこに、私はある種の怖さを感じました。生前整理で防げるのであれば、ぜひとも行っておきたいものです。

福島県郡山市の遺品整理サポート郡山は、ご希望があれば生前整理の際に起こりうる様々なトラブルや思いもよらなかった事態にも、ご相談やアドバイスで対応することが可能です。

例えば、不動産の問題や遺言書などについても、専門家との連携で解決方法をご提案できますので、困った時は一度ご相談下さい。