前回、遺品として残されたもののなかで処分に困る物
「郡山市の遺品整理で神棚を正しく処分する方法」
をご紹介しましたが、今回はもうひとつ、遺品整理で多く相談を受ける「仏壇」の処分ついてご紹介いたします。
神棚と同じく、郡山市で仏壇の処分を行うにも注意点や確認すべきことがありますので、ぜひ参考にしてください。
郡山市での仏壇の処分方法
菩提寺に依頼する
一番多い処分方法としては、いつもお世話になっている寺院(菩提寺)に、仏壇から魂を抜き取る「閉眼供養」を依頼し、そのまま寺院にお焚き上げをしてもらい処分していただく方法です。
費用はお布施という形で10,000~50,000円が相場といわれていますが、「お気持ちで」としているお寺もあるため、直接相談するのも良いでしょう。
仏具店に依頼する
宗派がよくわからない場合や寺院との付き合いを持つことに抵抗がある方など、仏具店などに引き取りを依頼する選択肢もあります。
閉眼供養と仏壇の処分をセットで受け付けている仏具店もあり一連の流れをまとめて任せられれば、手間の面では楽にすませることができますが、古い仏壇の処分だけとなると費用が少し高額な傾向にあります。
(買い替えの場合割引などのサービスが受けられる場合があります)
費用相場は20,000~80,000円ほどが一般的です。
ご自身で郡山市のクリーンセンターに持ち込む
閉眼供養を行った仏壇は、宗教上でも木の箱ですので、ごみとして処分することができます。
郡山市では収集を行っていないので、郡山市のクリーンセンターに持ち込む事で処分する事が可能です。
10キログラムにつき55円(税込)ですが、郡山市の3R推進課または各行政センターで搬入確認券の交付を受けると無料となるものもあります。
富久山クリーンセンター | 郡山市富久山町福原字北畑1-2 | 月曜日から金曜日:8:30~16:00 第1・3・5土曜日:8:30~11:30 |
河内クリーンセンター | 郡山市逢瀬町河内字西午房沢59 | 月曜日から金曜日:8:30~16:00 第2・4土曜日:8:30~11:30 |
閉眼供養を済ませていても仏壇をごみに出すという行為を避けたいという人も多く、親族からあまりよく思われない可能性があるなど、後々心配になるような事にならないように寺院や専門業者に依頼する事をおすすめします。
※本尊や位牌は菩提寺などの寺院で供養してもらいましょう
遺品整理業者に依頼する
遺品整理と同時に仏壇の処分をお考えの場合、遺品整理業者に依頼をすることができます。
慎重に扱わなければならない仏壇を、自宅から運び出して寺院まで運搬する手間もかからず、人目を気にしながら粗大ごみとして自宅近くに出して置くこともありませんし、仏具店のように仏壇だけ別で手配や依頼しなくて済むのが、遺品整理業者に仏壇処分を依頼する最大のメリットといえるでしょう。
仏壇の処分の注意点
引き出しをすみずみまでチェックする
仏壇の中には、さまざまな収納場所があります。その中に通帳や貴重品、現金などを入れている方も多くいらっしゃいます。
処分の際には、大事なものが入っていないか、すみずみまでチェックしましょう。
宗教・宗派に即した処分
仏壇や位牌の処分は、宗教や宗派によって大きく異なります。
ほとんどの宗派では、仏壇も位牌も閉眼供養を行いますが、中には位牌の閉眼供養は必要ないケースも。
ルールがわからない場合は、菩提寺などに処分の流れやルールを確認した方が確実です。
仏具の処分方法は別
仏壇の中や周辺の香炉、ろうそく立て、花立て、おりん、木魚、経典、数珠などの仏具は、取り替えることができる一般的なものとして扱われ、自分で処分することができます。
自分で仏具を処分する際には、郡山市の分別ルールに従って廃棄処分します。
仏具には中に仏様が宿っているという考えはなく、処分の際にも特別な閉眼供養は必要ありませんが、仏壇と一緒に閉眼供養の際に処分していただく事が多いです。
郡山市で遺品整理での仏壇処分にお困りの方は遺品整理サポート郡山へ
大切な人を亡くしたばかりのご遺族にとっては、お寺や仏具店を探したり、供養のお願いをするのも精神的・時間的な負担となります。
郡山市の遺品整理サポート郡山では、遺品整理に伴う仏壇処分は、仏壇の引き取り・運搬から、信仰や宗派に基づいて法要を執り行う僧侶の手配、閉眼供養・お焚き上げまで、まとめてすべてをお引き受けします。
また、遺品整理士が在籍しているため、正しい知識に基づいて処理することができるほか、故人様・ご遺族様の信仰を尊重して、それぞれの作法やルール、段取りに従い、適切に仏壇の処分を行います。
お困りの場合はぜひ郡山市の遺品整理サポート郡山にご相談ください。