生前整理のやり方とは?物と心をスッキリ身軽にするコツ

生前整理のやり方とは?

これまで生前整理といえば、財産や家・土地を誰に譲るか、名義やお墓をどうするかなど相続に関する身の回りの整理を中心としていました。

しかし、近年では生前整理を人生の一つの節目として、これからの人生を快適に過ごすための整理として注目されています。

生前整理の進め方

さて、身の回りの物を整理しようと思ったとき、何から始めれば良いか戸惑いますよね。

そこで、生前整理を始めるにあたって、どんなことをしたら良いのかをご紹介します。

これからの生活に必要なもの、いらないものをはっきり分ける

生前整理を人生の節目とし、そのあとに始まる新しい生活を快適に過ごすことが大切です。

不要なものはなるべく処分しておきたいものですが、長く愛用してきた衣類や日用品などはどうしても処分しがたいですよね。

そんなとき、処分するかどうかの判断がしやすくなる方法をご紹介します。

捨てるかどうかを判断する4つのステップ
  1. 整理したい場所(押し入れや引出し)のものをすべて出して、「明らかに使うもの」と「使わないもの」に分ける
  2. 「明らかに使うもの」はまた収納し、「使わないもの」は「処分するもの」と「残しておくもの」に分けていく
  3. 「使うかもしれない」「判断ができない」というものは「保留ボックス」を作って入れておきましょう
  4. 数か月後にもう一度「保留ボックス」を開け、その期間内に一度も手にしなかったものは処分する

こうして身の回りの整理をしていると、重要書類や貴重品出てくることがあります。

特に老人ホームや介護施設への入居前に生前整理を試み、これから家を留守にするという場合は、印鑑(実印・銀行印)や通帳、保険証、年金手帳、不動産の権利書を残さないように注意しましょう。

財産をまとめておくこと

貯金や保険、不動産などの一覧表を残しておいたり、借金やローンなどのマイナスの財産も把握しておかなければなりません。

残された家族が、遺産相続でトラブルにならないためにも、財産は分かりやすくしておく必要があります。

エンディングノートを作成しておくこと

配偶者、子供たち、兄弟…あなたが大切に思う方々へメッセージを残したいとは思いませんか?

遺言書のように法的な効力は持ちませんが、あなたの伝えておきたいことを思いのままに残せるのがエンディングノートです。

また、訃報を伝えてほしい友人や自分が望むお葬式のあり方などを記しておくことで家族の負担を減らすこともできるでしょう。


これからは、自分の死後のことも自分で選べる時代です。

それは決して悲しい思いや、辛い思いをしながらする作業ではなく、あなたの大切に思う人のため、そしてあなた自身の未来のための一つの選択肢です。

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