
わりと聞き慣れた「四十九日法要」という言葉。
故人が亡くなった日を1日と数えて、49日目にあたる日に行う法要の事です。
でも、実際にはどんな流れで行うのか?何を準備したらいいのか?分からないことがたくさんありますよね。
ここでは、そんな知っているようで知らない四十九日の法要についてご紹介しています。
教えて!四十九日前に準備するもの
準備1、法要の場所と時間を決定する
- 場所…自宅や菩提寺、霊園の施設を利用。
- 時間…49日目ジャストかその前の土日。
※菩提寺の客間を使う場合は、お布施とは別にお茶代として5千円~1万円程度を用意しましょう。
準備2、本位牌と墓石への彫刻を注文する
- 塗りの本位牌…葬儀で使用した仮位牌と交換のため、法要の2週間前までに準備
- 戒名を彫刻した墓石…お寺によっては出入りの石材店が決まっている場合もありますので、お寺に問い合わせると良いでしょう。
※当日、納骨に立ち会ってくれる職人さんに、寸志(チップ)を3千円~5千円程度お渡しします。
準備3、案内状の作成と卒塔婆の注文をする
- 案内状…法要の日時と場所が決定したら参列してほしい方へ案内状を出します。この時、往復ハガキを使うと法要後の会食の準備をするのに役立ちます。
- 卒塔婆…故人を供養するための卒塔婆は菩提寺へ注文しておきます。
準備4、お返し物の個数を確認、注文する
- 参列者への返礼品…香典をいただくので、返礼品を準備しておきます。渡したい場所へ届けておいてもらいましょう。
教えて!四十九日当日の手順
- <四十九日法要当日の流れ>
- ステップ1.現地に集合する
ステップ2.法要開始
ステップ3.墓地へ移動して、納骨をする
ステップ4.会食会場へ移動、会食後解散する
ステップ1.現地に集合する
施主は早目に到着して住職さまに挨拶をすませておきます。
- 持ち物…お骨、白木位牌、本位牌、お布施、お茶代、寸志、遺影写真、お供え用 のお花
ステップ2.法要開始

- 僧侶入場…入場されたら仏壇前の正面中央にご案内します。
- 施主の挨拶…参列者へ簡単な挨拶と、僧侶へ開始の挨拶をします。
- 僧侶の読経
- 焼香…施主から順番に、前列の人から焼香します。
- 法話…僧侶から遺族へ、仏教についてお話があります。
- 僧侶退場…僧侶が退場します。
【忘れがちポイント!】挨拶時、施主は参列者の方を向いていますが、開始の挨拶の時だけは必ず僧侶の方を向いて言いましょう。
※お布施をお渡しする時、手渡しはマナー違反です!小さなお盆に載せて僧侶へ向けて差し出しましょう。
ステップ3.墓地へ移動して納骨をする。
- 墓地へ移動してお経をあげてもらって、納骨をします。
※納骨をする際には「埋葬許可証」が必要です!死亡届を出した市区町村から発行されますので、必ず持参しましょう。
ステップ4.会食会場へ移動、会食後解散する
- 施主の挨拶…終了の挨拶をして、参列者を会食へご案内します。
- 会食後、返礼品をお渡しして解散となります。
・僧侶が会食に同席された場合 → ここでお布施、お車代
※返礼品にも表書きは必要です!表書きは忌明け前の納骨なら「忌明志」忌明け後なら「粗供養」と書きます。迷ったときは、どちらでも使える「志」が良いでしょう。
きちんと手順で滞りのない四十九日の法要へ
葬儀から四十九日までは49日(約一ヵ月半)もあり、少し時間に余裕があるかな?と思いがちですが、葬儀の後は意外と忙しく、気がついたら四十九日まで半月をきっていて大慌て!なんてこともしばしばです。
失敗なく順序立てて法要を進められるように準備や手順の確認はしっかりと行いましょう。
郡山市内でも若干の違いはでてくるので、ご住職や葬儀を担当してくれた業者さんへ確認しながら準備を進めると事がスムーズに運びます。
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