
初七日が過ぎたら四十九日、一周忌、三回忌、七回忌と続く法要。
あなたは何回忌が最後の法要となるのかご存知ですか?またはどこまで出席しましたか?
亡くなった方が立て込むと、毎年のように行われる法要ですが、いったい何回忌まですればいいのか、疑問に思った方もたくさんいらっしゃるでしょう。
ここでは、そんな知っているようで知らない法要の事情についてご紹介しています。
法要は何回忌までが常識?
故人が亡くなってから一年後に行うのが一周忌。丸二年後に三回目の命日を迎えての三回忌。それ以降は七回忌、十三回忌、十七回忌と、一桁が三と七の年に年回法要を行います。
基本的には法事は故人を偲ぶもの、故人を思いだし感謝する儀式と共に参列者も功徳をつみ日々に感謝するためのものですので、何回忌で終わりという決まりはありません。
ですが、三十三回忌は清浄本然忌とよび、故人が完全に諸仏の位に同化する年限という考え方で、これをもって年忌法要は終了となるのが一般的です。
年回忌法要の行い方
数ある年忌の中でも、三十三回忌は弔い上げとして特に手厚く行います。
遺族や親戚はもちろん、知人や友人など故人を知る方々にも参列していただき、共に故人を偲び、成仏を願う機会であり、「永代供養」と言って以降の命日やお盆の供養の儀式をお寺にお願いすることもあります。
気になる三十三回忌(弔い上げ)の香典と服装
- <香典について>
- のしは、銀の結びきりの水引を使用します。
- 表書きは現金の場合「御仏前」「御供物料」、品物の場合、「御供」と書きます。
- 金額は、親族なら1万円~5万円、友人知人なら1万円から3万円が妥当です。
- <服装について>
- 施主側…略式喪服か地味な平服となります。
- 参列者…地味な色の平服で良いでしょう。
- お子様の場合…制服があれば制服着用で、なければ地味な平服となります。
※ただし、三十三回忌は重要な法要ですので、喪服を着用する場合もあります。お寺や親族間で確認すると良いでしょう。
年回忌をしっかり行って故人の冥福を祈りましょう
年回忌の最後とされる三十三回忌ですが、ご供養はこれで最後という決まりはありません。
故人を思う気持が一番大切です。いつまでも出来る限りご供養してあげたいものですね。
しかし、各ご家庭の事情や一般常識の観点から、三十三回忌を目途に法事は終了となります。
年忌法要は、親族のみならず、友人知人など故人を知る方々にも参列していただき、共に故人を偲び、冥福を願う機会として大切に行っていきたいですね。
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