想いも希望もしっかり伝えるエンディングノートの書き方

エンディングノートを楽しく書く方法

2011年に一般公開された砂田麻美監督作品、映画「エンディングノート」は、重たい題材であるにもかかわらず多くの反響を得、第33回ヨコハマ映画祭新人監督賞も受賞しました。


それだけエンディングノートに関心を持つ方が多いという事でしょう。


ここでは、気になっているけど書き始められないあなたのために、エンディングノートを楽しく書いてゆく方法をご紹介しています。

飾らない自分を書く、エンディングノートの書き方

エンディングノートはいわば自分史。過去・現在・未来の自分の生き方あり方を書き留めておくノートです。

ノートの中の自分を飾る必要は一切なく、楽な気分で書き進める事ができます。普段口に出して言えないようなありがとうの気持ちも素直に書ける、不思議な効力のあるノートです。

そんな不思議な力に背中を押してもらいつつ、楽しくエンディングノートを書ける5つの方法をご紹介します。

1、エンディングノートは自由に書く!

エンディングノートにはこれは必ず書かなければならない、という決まりごとはありません。

ただ、あなたしか知らないことで、家族にも知っておいて欲しい事は書いておいた方が良いでしょう。

例えば…過去の移転記録・もしもの時に連絡を取って欲しい友人知人の連絡先・生命保険の有無と内容など。

2、自分が話せなくなった時の希望を書く!

認知症や病気で満足に話すことの出来ない状態になった時に、あなたの気持ちや希望を確実に伝える事が出来ます。

例えば…延命治療についての希望・介護についての希望、苦労をかけてきた家族への感謝の気持ちなど。

3、誰に何をどれだけあげたいかを書く!

遺言書と違い、公的効力はないとはいえ、あなたの意志を書いておけば家族が揉めずにすみます。

相続の際に事がスムーズに進むよう、気を配ってあげたいものですね。

4、写真や思い出の入場券などを貼って楽しく書く!

エンディングノートは自分の死後、どうして欲しいかばかりを書くものではありません。

過去の経歴を書く時に思い出の写真などがあれば切り貼りして一言メッセージを書いてみるのも楽しいですね。

5、書き直しも変更もOK!

人生は進むにつれて色々事情が変わってくるもの。

以前記入した内容に変更が生じたら自由に書きなおしても大丈夫です。ただし、変更した日付は必ず書いておきましょう。

エンディングノートを書かなかったら?想定される5つの失敗例

エンディングノートを書いていたら起こらなかったほんの一例をご紹介しています。

失敗!1 気持ちを伝えられない

認知症や病気を発症してしまい、長年苦労を掛けてきた家族へ感謝の気持ちを満足に伝えられなかった。

失敗!2 無理な延命治療の強要

少しでも長く生きていて欲しいという家族の愛情が空回り。話すことの出来ない状態の本人にとっては苦痛でしかなく、無理な延命治療をされて辛く苦しい期間を過ごすことに。

失敗!3 生命保険が無駄になった

生命保険のことを家族の誰も知らなくて、いざという時に保険金の支払いの手続きがされず、長年払ってきた掛け金が無駄になってしまった。

失敗!4 可愛がってきたペットが処分された

引き取り手もなく、家族も事情があって飼えない。大切なペットが処分されてしまった。

失敗!5 遺産相続で仲の良かった家族がバラバラになった

血の繋がった家族の絆だからこそ、一旦こじれると厄介なもの。自分のせいで家族が仲たがいするのは嫌ですよね。

あなたの気持を120%伝えるエンディングノートのすすめ

他人事ではない認知症や病気。

ある日突然来るその日のために、心も体も元気なうちにエンディングノートを書いておけば、家族は迷うことなくあなたの希望通りに事を進められます。

残してゆく家族に迷惑を掛けない事も大切ですが、あなた自身の想いを完璧に家族に伝えるためにぜひとも書いておきたい一冊です。

私たち福島県郡山市の遺品整理サポート郡山では、生前整理をする際に、エンディングノートの活用もお勧めしています。

それはあなたのためだから。

エンディングノートについて詳しく知りたいと思った方は、ぜひお声かけください。

福島県郡山市での生前整理・遺品整理は遺品整理サポート郡山へお任せください!
心を込めた遺品整理に自信があります!
生前整理で大切なご家族のために想いを残しませんか?
初めての遺品整理も安心の料金プラン