遺品整理で金歯が出てきた場合の3つの注意点と処分方法

遺品整理で困る入れ歯の処分の仕方

遺品整理の中でも、特に高齢の方の遺品整理でよく処分に迷われる方が多いのが「入れ歯」です。

その中でも金歯は換金できるため、いわば資産とも言えます。

しかし、遺品整理の際に急に金歯がついている総入れ歯が出てきたら、ちょっと処分に困ってしまいますよね?

ここではそんな金歯の代表的な3つの注意点や処分方法をご紹介しています。

遺品整理で困る入れ歯の3つの注意点と処分方法

入れ歯は故人がずっと身に着けてきたものですので、おいそれとゴミに出すのも気が引けますよね。かといって家にも置いておけません。

そういった場合にどこに注意してどのような処分方法があるのか?を知っておくと、いざという時悩まないで済みます。

(1)入れ歯は納骨と一緒にしないでリサイクルへ

天国で困らないようにとの想いで、入れ歯を納骨するケースもありますが、これはあまりおすすめできません。

というのも、入れ歯に使われている貴金属の中には、換金可能な金、銀、プラチナ、パラジウムといったものがふんだんに使われているからです。

それを狙っての墓荒らしなども現実に行われています。

墓荒らしにあうと、壊された墓石の買い替えやお墓の修復費用、お坊さんによる再度の読経など、面倒な上に多額の費用がかかるのです。

そうならないためにも、納骨はせずにリサイクルする方法をお勧めします。

(2)金歯は資産と心得て悪徳業者に騙されないように注意する

前項でも述べた通り、入れ歯には換金できる素材がたっぷり使われています。特に金歯はその代表のようなもの。

そこで、どのくらいの価値があるのか前もって知っておくことで、リサイクルをうたった悪質業者から資産である金歯を守る事ができます。

下記に相場の取引金額をまとめてみましたが、金無垢の入れ歯になると、いっぱしの資産価値が生まれることもあると分かります。

【入れ歯に使われている貴金属の取引相場とは?】
・金やプラチナ   グラムあたり約4,000円以上
・パラジウム    グラムあたり約2,000円以上
・金無垢      数十万円~100万円超え

(3)寄付で世界の子供を救う

入れ歯を寄付?不思議に思う方もいらっしゃるかと思いますが、入れ歯に使われている金属が再利用出来る事に注目した意外と知られていない少し珍しい寄付なのです。

処分に困った小さな入れ歯が、発展途上国の子供たちに予防接種のための注射器や10リットルの貯水容器、勉強するためのノートと鉛筆になって大きな援助へとつながります。

入れ歯を寄付する際は、汚れを落として熱湯や入れ歯洗浄剤で消毒し、紙に包んでビニール袋に入れましょう。

「NPO法人日本入れ歯リサイクル協会」で主に行っています。

資産価値のある入れ歯は業者選びが大事

遺品整理の際に、遺品業者へ依頼しようとお考えの方は、騙されないように貴金属の相場価格をしっかりとチェックしておきましょう。

ご自分での判断が難しい場合、無料で査定してくれるサービスもあります。

事前に入れ歯の査定をしてもらって、入れ歯の適正価格が分かった上での遺品整理をお勧めします。

福島県郡山市の遺品整理サポート郡山では、そんな処分や扱いに困る遺品の整理やご相談も随時承っています。

墓荒らしや悪徳リサイクル業者の被害にあわないように、入れ歯の処分方法や注意点をよく確認して、遺品整理に臨みましょう。

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