ふと気がつけば料理をする母親の手はしわしわに、灯油を運ぶ父親の後ろ姿が何だか頼りなく見えた。

いつもの生活の中で、両親の老いを感じる瞬間はありませんか？

あれ？と思ったらそれはもう生前整理を始める時期なのかもしれません。

さあ、始めるタイミングは今です！ご両親と一緒に生前整理を楽しみませんか？

親と一緒に生前整理を進める上手な3つの方法

（１）「伝え方」一つで気持ちよく始められる。

ご両親のためと思っていても言葉のニュアンスで良くも悪くも捉えられてしまいます。
誰だっていきなり「生前整理で片付けしよう」と言われたら良くは思いません。
場合によっては「この子は私が死ぬのを待っているのかしら？」と心を閉ざしてしまう事もあります。
そうではなく、物に溢れている生活はつまづきや転倒などの事故の原因になるんだよ、すっきり片付けば気持ちもすっきりして快適に暮らせるんだよと、生前整理は前向きな作業であるという事を伝えましょう。

（２）価値観の違いは当然！とゆったり構える。

同じ家でずっと暮らしてきた親子でも、物に対する価値観は千差万別、十人十色です。

親子だからといって同じものが大切、同じものが不必要と感じることはまずありません。

その価値観の違いを念頭に置いて、片付けを進めましょう。

子供から見るとガラクタでも、親にとっては思い出の詰まったひと品ということも少なくありません。

不必要なものに見えてもまずはご両親にどうしてとっておいているのか確認してみましょう。

（３）否定的な言葉はNG！「～だよね！」は言わないが鉄則です。

実際に両親の家の中を見渡してみると、絶対にゴミだと思うものがとってあったりします。

しかし、「ゴミ＝いらないよね！」と否定的な言葉を発してしまうと大切にとっておいた両親もカチンときてしまいます。

これでは、せっかく始めた片づけが中断されてしまいます。

子供目線で判断しないで、時間がかかっても面倒でも両親の気持ちを第一に考えて片付けを進めましょう。

子供目線と親目線の生前整理に対する考え方の違い

子供目線の生前整理は、頭では分かっていても、いざ片付けが始まったら「早くやらなくちゃ！」「とにかく捨てればスッキリする！」と思いがちです。

しかし生前整理で大切なのは片付けるスピードやむやみやたらに捨てることではありません。

焦らないでゆっくりと時間をかけてひとつひとつご両親と一緒にジャッジしていくことが大切です。

一方親目線での生前整理では、多くの方が「子供には頼みたくない」と、子供に片付けられるという状況を恥ずかしい事と捉えてしまっています。

他人には頼めても子供には頼めない、親子だからこその恥ずかしさなのでしょうか。

ご両親の気持ちをくんで、あえて専門業者へ依頼するのも一つの手です。

親と楽しむ二人三脚の生前整理

福島県郡山市の遺品整理サポート郡山には、ご両親の気恥ずかしさをくんで、あえて私たち専門のスタッフに還暦や古希のお祝いとしてご依頼になる方も増えています。

大切なご両親のお荷物ですから、専門のスタッフが心を込めて精一杯片付けをお手伝いさせていただきます。

両親に生前整理を始めてもらいたいけど、なかなか言い出しにくい、または親が子供には頼みたくないと一点張りという方は、プレゼントという形でぜひご依頼ください。